2018-02-01から1ヶ月間の記事一覧

第5回日本アドラー心理学会 九州・沖縄地方会に参加してきた

北九州で行われた、第5回日本アドラー心理学会 九州・沖縄地方会に参加してきた。 最近は殆ど休日も当直か外勤であったため、アドラーの会に参加できたのは本当に久しぶりであった。 電車で会場に行ったのだが、事故があったらしく、30分以上遅れ、残念なが…

InstructiveとEducative

私は常々、Educative(教育的)ではないなと思う。 Educativeとはクライエントに考えてもらう、答えを自分で導き出してもらう、 所謂、開いた質問と閉じた質問で答えを導き出す方法である。 それが私には苦手で、どうしても最後には教えてしまいたがる。 教え…

勇気づけの歌 終節 アドレリアンの心得

いよいよ勇気づけの歌も最後となった。 次回からはネタに困る(笑)。 得られた知識を人々と 世界の未来の幸福に 献げるように毎日の 学習実践励むべし (アドラーギルド) アドレリアンである一つの心得として、自己執着に陥らず、共同体のために行動するこ…

勇気づけの歌 第二十八節 アドラー心理学の目的

勝ち負けのない協力平等の 真の所属を目指して実践し 子どもに伝え人類全体が 幸福になるその日が来ますよう(28) (アドラーギルド) これがアドラー心理学の目的。 アドラー心理学が目指すのは、協力的な社会を作って人類全体が幸福になることだ。 壮大…

勇気づけの歌 第二十七節 エピソード分析2

自力かあるいは人に助けられ 隠れた目標意識にのぼらせて 競合的とわかれば工夫して 協力的な案を試みる(27) (アドラーギルド) 前回は仮想的目標まで出したが、仮想的目標が競合的だった場合は協力的目標を出さねばならない。 その一つの方法としてそ…

勇気づけの歌 第二十六節 エピソード分析1

協力的な関係築くため ある日のひとつのエピソードをとって 感情思考行動手がかりに 仮想的な目標調べよう(26) (アドラーギルド) 今回と次回はアドラー心理学の技法エピソード分析だ。 アドラー心理学はある日ある時あるところで起こったエピソードを…

認知行動療法が普及した訳を考察

認知行動療法は保険点数も取れる心理療法として普及している。 何故、それほど普及出来たか。 私の仮想で考えてみた。 それは認知行動療法が誰でもできるようにというコンセプトで設計されているからだ。 所謂、マスターしか出来ないような部分を出来るだけ…

勇気づけの歌 第二十五節 02 結末を予測する

今まで経験したことないことも 論理の力で予測できるので そうしていると何がおこるかと 話し合えれば賢く生きられる(25) (勇気づけの歌 アドラーギルド) 前回は論理的結末について述べたが、第二十五節には別の意味もあると思う。 パセージでいうと29…

勇気づけの歌 第二十五節 01 論理的結末

今まで経験したことないことも 論理の力で予測できるので そうしていると何がおこるかと 話し合えれば賢く生きられる(25) (勇気づけの歌 アドラーギルド) 実は表題にある論理的結末は、 パセージではほとんど述べられていない。 単に選択できない可能…