第38回 日本アドラー心理学会総会 in 高松に行ってきた 3日目

いよいよ最終日、今日は午前中で終わり。9:00~12:00 シンポジウム 「さまざまな立場からの実践と課題」ということで、4人のシンポジストの方々がそれぞれの立場からお話ししてくださる。歯科医師精神保健福祉士保健師、小児科医さまざまな立場からのお話が聞けた。

今回の学会は本当に様々な分野のお話が聞けて、学術総会とはこういうものだなと感じ、充実した3日間を過ごして帰途についた。

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昼食は食べなかったので帰ってから、逸京茶寮で秋限定、かぼちゃとさつま芋の秋パンケーキ`2021を食べてきた。無茶苦茶うまい。かぼちゃのソース?はクリームチーズが入っていてクリーミーで濃厚。アイスと生クリームも相性ばっちりだった。豆乳パンケーキもすごくしっとりとして柔らかい。満足したが、ボリュームタップリで満腹を通り過ぎてしまった。夜までお腹がいっぱいで夕食はなし。パンケーキ3枚ついているのだが、2枚でちょうどいいな。

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第38回 日本アドラー心理学会総会 in 高松に行ってきた 2日目

豪華なホテル朝食を食べて2日目に臨む。

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2日目朝一のセッションは、(残念ながら?)zoomでの講演だった。「遊ぶ 働く 助けあう―地域での暮らしの中のアドラー心理学―」という題で、2人の演者が体験を元に講演して下さった。体験を元にしたお話はやはり引き込まれるし、心が動く。この2方は単にアドラー心理学自助グループではなく、子供も参加型の施設的な?ゲマインシャフトを再現されているような活動をされていた。時間もかかるし、大変なエネルギーがいることだと思う。未来を作る子供のために活動されているわけだ。すばらしい共同体への貢献だと思う。

次は「治療共同体とカウンセリング学習グループ」、知識と経験を融合させた大変有意義な講演であった。

昼食は弁当を頼んでいた。12:00〜14:00まで時間があったので食べたら、食後の運動も兼ねて、近くを散歩した。海に近いので潮風が吹いていて気持ちよかった。

14:00〜「終末期ケアとグリーフ・ケアにおけるアドラー心理学的アプローチ」4名のシンポジストの方が各々の立場でグリーフケアについて問題提示をしたり、討議をされて答えのない問題であーだこーだと話しをするのはアドラー心理学の学び方だなと感じた。

あっという間に3時間が過ぎて、18:00〜夕食の後は、20:30~22:30 自主研究グループがある。本日は2つあって私は「アドラー心理学の思想を哲学から考える」に参加した。カント、老子、マキヤヴェリの3人の思想をお話し調にして、各々の哲学者の理論・思想の特徴を挙げて、アドラーならどうするかということをみんなで話し合うというもの。頃も大変面白かった。何より、心理療法士のN氏、T氏、U氏がたくさん発言されていて贅沢な時間であった。

今日は本当に朝から晩まで学び尽くしていたので早々に就寝した。明日は最終日だ。

第38回 日本アドラー心理学会総会 in 高松に行ってきた 1日目02

1日目シンポジウム「エピソード分析―さらにその先へーライフスタイルの成長を目指して」で、3人の演者が発表される。3人とも私のよく知る方々で日頃から熱心に学ばれている。Iさんは昨年のカウンセラー養成講座で合格されたカウンセラーで非常に真面目で、穏やかに語られるが、心の中では熱い気持ちを持たれている。そして貪欲に学ばれていて客観的にみても、成長がすごい今回も彼女のライフスタイルが見られる発表であった。

Kさんは私が福岡にいた頃知り合った方で、この方も話し方は穏やかだが、非常にエネルギッシュで、すごい勢いで学ばれている。それだけ体験も多くされていて、素晴らしい成長をされていると思う。今回のシンポジウムのテーマにぴったりなお二人だと思う。

Mさんはかなり昔からアドラーを学ばれている方で、私も一緒にカウンセラー養成講座を受けさせていただいた方だ、理論や学問的な知識がすごく豊富で、勉強熱心な方だ。私の知らない長年の経験と成長をお話ししていただいて大変興味深かった。

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ホテルの夕食は非常に豪華で、贅沢な気分に浸れた。

20:30〜22:30 自主研究グループでU氏の身体論の講演。U氏は心身医学会でも発表されていて、心療内科の私はこの理論はよく分かる。彼の感覚(自分の体や知覚)を重視する理論は賛成できる。2時間ばっちりと熱い講演をされた。その後に質問しに行ったら快く答えて下さった。対面での質問はやはりメールとは違う。聞きたいことがちゃんと伝わるし、相手が誤解していてもすぐ分かる。

長い1日(実際は半日だが)が終わって、シャワーをして就寝。ホテルの部屋は自分では頼まないような豪華か部屋だった。

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第38回 日本アドラー心理学会総会 in 高松に行ってきた 1日目01

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高松で開催された第38回 日本アドラー心理学会総会に参加してきた。緊急事態宣言の具合でどうなるか分からず、最初からハイブリッド開催ではあったが幸い緊急事態宣言も解除され、全てオンラインにはならずに済んだ。

私は現地参加希望していたので高松へ久しぶりのリアルの会だ。

京都から新幹線で岡山まで約1時間、岡山からマリンライナー高松駅まで約1時間。比較的行きやすい。香川は初めてで瀬戸大橋も初めて渡る(フェリーで下から見たことはあったが)。天気は非常に良く景色も抜群であった。まだまだ人でも少なく、のんびりとした列車旅を楽しめた。朝8時30分頃家を出て、11時50分に高松についた。

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せっかく香川に来たので讃岐うどんを食べようとスマホで検索。駅から10分くらいのところにさぬき麺業 兵庫町本店という良さそうな店があったので行ってみた。昼時だが、そんなに混んでいない、回転が早いというのもあるのだろうか。すぐ席に案内された。うーん何にしようかな。普段あまり頼まないものにしようと、天ぷら釜揚げうどんを注文。まだ暑さが少し残っていて歩くと汗が滲む。店で涼みながら休む。釜揚げはうん、なかなか美味しい、天ぷらもいい。が、、感動するほどではなかった。全国に讃岐うどんは普及しているということもあるのだろうし、私がマインドフルイーティングを始めた頃から麺類・特にうどんはあまり好きではないことに気づいたからかもしれない。うどんの中では美味しいと思う。

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会場はホテルパールガーデンというところで、駅からバスで8分、歩くと25分かかる。時間はあったので散策がてら歩いて行った。そんなに大きくはないが綺麗なホテルだ。今日から3日間ホテルに缶詰で学ぶ。アドラー心理学会は夜の22:30までセッションがあるという結構ハードな学会だ。まあ、会場のホテルで泊まるし、3食もそこで頼んでいるので便利ではある。

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総会1日目プログラム


今回の総会は野田俊作先生の追悼式が催された。初めて日本にアドラー心理学を持って帰り、仲間と一緒に日本アドラー心理学会を創設された日本のアドラー心理学の第一人者であったが、2020年末に亡くなられた。私の師匠でもあり数多くの心理療法士、カウンセラー、家族コンサルタントを育てられた。私は最後の5年くらいしかご一緒できなかったが、非常に濃厚でコッテリとした(表現が分かりにくいかもしれませんが)修行?学びを提供していただけた。おかげで今の私がある。

告別式はコロナ禍で行けなかったので、この会に参加できたのは本当によかったと思う。

しめやかに行われた追悼式の後は社員総会で、最近はこれが一番緊迫感がある。昨年も紛糾したものだ。その詳細は書かないが(書くとバイアスが入るので正確に伝えられないしそもそも伝えようと思わない)、今回もまあまあ白熱?した。しかし、どんな雰囲気でも、どんな結果となっても、みんながそれぞれ意見を出し合って、対面で話をすることはやはり意味があると思う。総会が終わった後は何となく爽快感があった。ともあれ1時間の予定の総会が3時間近く議論がされた。どう考えても1時間では終わらないので、次回から少なくとも2時間は総会に当てたらどうかと思う。

ここまでで既に疲れているが、プログラムはまだまだ続く。長くなったので続きは次回に。

 

マインドフルネスの効果? 今日の気づき

ブログは結局一括で全ての記事が移行出来た。システムがすごいな!

公認心理師試験当日は結果見るのにチキンだったが、何故か翌日はまぁいいかなと思えて、解答速報で自己採点してみた。以前なら何日ももやもやして、でも怖くて出来ない自分がいた。そうならない事は明らかに変化している。

マインドフルネスかアドラー心理学かどっちのおかげか分からないが、すぐ横に置いておけるのはマインドフルネスの効果が高いのではないかと思う。

ストレスは感じても引きずらなくなる。要は感じる時間が短くなる。そういう点でもストレス低減出来るのではないかと思う。

マインドフルネスの効果? 今日の気づき

ブログは結局一括で全ての記事が移行出来た。システムがすごいな!

公認心理師試験当日は結果見るのにチキンだったが、何故か翌日はまぁいいかなと思えて、解答速報で自己採点してみた。以前なら何日ももやもやして、でも怖くて出来ない自分がいた。そうならない事は明らかに変化している。

マインドフルネスかアドラー心理学かどっちのおかげか分からないが、すぐ横に置いておけるのはマインドフルネスの効果が高いのではないかと思う。

ストレスは感じても引きずらなくなる。要は感じる時間が短くなる。そういう点でもストレス低減出来るのではないかと思う。

2021年度 第4回公認心理師試験 その2 試験開始から終了まで

入室時間は8:30から9:20まで。午前の試験は10:00開始9:40からは試験の説明があるため、部屋から出ることはできない。トイレはそれまでに済ませなければならない。

私は8:50頃に入室。部屋は2階の講義室、トイレに行こうとしたが、2階には男性トイレがない。女性トイレは各階にあるのに、男性トイレは4階にしかないのだ。4階に上がるが、そこそこの列。ただし男性は回転が早いので時間を気にせずすぐに順番が来る。女性は各階にあるのも関わらず、どこも長蛇の列。女性は大変だな。

9:00頃には部屋に戻って時間まで、まとめたプリントを見る。ちらほら私も使っていた赤本を見ておられる方々が。同じ本で勉強しておられる人がいると安心する。受験票を机に置いて、HBの鉛筆3本とシャーペン1本。消しゴム2個を机に出す。9:40になったら資料をしまって携帯の電源を切り、カバンに入れる。カバンは足元に置いて開いている椅子に置いてはいけない。説明が始まり、解答用紙、問題用紙が配られる。問題用紙の1枚目を開けて説明の通りに解答用紙にシール(受験票に付いている)を貼付し、受験番号と名前を記入する。そして問題用紙を閉じて時間まで待つ。瞑想して待つ。心臓がドキドキしているのを感じる。緊張しているのか?試験は久しぶりだからか。

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試験時間は2時間。問題は77、例年と同じだ。その時は数えていなかったが、一般問題58事例問題19

解答を始める。解く順番は最初から、過去問をやっていても2時間あれば十分時間があるので焦らずゆっくり解いていく。やっていくうちに緊張が解けてくる。

問題は難易度が極端で、選択肢見なくても即答できるものから、問題文が何言ってるのかわからないものまで、バラバラだった。結構振り回されたが、事例問題はかなり解ける問題だった。かなりゆっくり解いて30分くらい前に終わり、もう一度見直す。主にマークミス(2つ選ぶのものを1つにしてないか、間違っているものを選ぶのに正しいものを選んでいないかなど)のチェック。そして午前が終わった。

12:00に午前の試験が終わって、13:10まで昼休憩。朝食が十分あったのと、交感神経優位になっているので、お腹はそんなに空かない。コンビニで買ったおにぎり1個を食べて、眠気(なかったが)さましのコーヒーを飲む。そしてトイレを済ませて13:10から試験の説明、解答用紙、問題用紙配布、シール貼付、受験番号、氏名記入は午前と同じ。そして13:30から午後の試験が開始となった。

午後は開始する時そんなに緊張していない。いけるかと思った矢先、あれっ?わからん問題が午前より多い?ちょっと待て!午前は油断させるための布石か?何か迷う問題が多くてかなり疲れた。午前より(点数)取れていない。ま、まじか。ひょっとしてやばい?そんな思考の嵐の中時間が進む。それでも解答は終了20分前には終わっていた。分からないものは何回考えても分からない。潔く終了した。

15:30試験終了、合格発表は10月28日発送となる。1ヶ月以上も発表ないのは辛い。

帰り道はもやもやした気持ちであったが、知り合いがもうTwitterにコメントしている。鉄のメンタルだな!続々と解答速報が出てきている。私は豆腐メンタルなので今日は試験のことは忘れてゆっくり休もう、こんなに全集中を持続させたのは久しぶりでぐったりだ。全集中の常中には程遠いな。