第38回 日本アドラー心理学会総会 in 高松に行ってきた 2日目

豪華なホテル朝食を食べて2日目に臨む。

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2日目朝一のセッションは、(残念ながら?)zoomでの講演だった。「遊ぶ 働く 助けあう―地域での暮らしの中のアドラー心理学―」という題で、2人の演者が体験を元に講演して下さった。体験を元にしたお話はやはり引き込まれるし、心が動く。この2方は単にアドラー心理学自助グループではなく、子供も参加型の施設的な?ゲマインシャフトを再現されているような活動をされていた。時間もかかるし、大変なエネルギーがいることだと思う。未来を作る子供のために活動されているわけだ。すばらしい共同体への貢献だと思う。

次は「治療共同体とカウンセリング学習グループ」、知識と経験を融合させた大変有意義な講演であった。

昼食は弁当を頼んでいた。12:00〜14:00まで時間があったので食べたら、食後の運動も兼ねて、近くを散歩した。海に近いので潮風が吹いていて気持ちよかった。

14:00〜「終末期ケアとグリーフ・ケアにおけるアドラー心理学的アプローチ」4名のシンポジストの方が各々の立場でグリーフケアについて問題提示をしたり、討議をされて答えのない問題であーだこーだと話しをするのはアドラー心理学の学び方だなと感じた。

あっという間に3時間が過ぎて、18:00〜夕食の後は、20:30~22:30 自主研究グループがある。本日は2つあって私は「アドラー心理学の思想を哲学から考える」に参加した。カント、老子、マキヤヴェリの3人の思想をお話し調にして、各々の哲学者の理論・思想の特徴を挙げて、アドラーならどうするかということをみんなで話し合うというもの。頃も大変面白かった。何より、心理療法士のN氏、T氏、U氏がたくさん発言されていて贅沢な時間であった。

今日は本当に朝から晩まで学び尽くしていたので早々に就寝した。明日は最終日だ。