勇気づけの歌 第二十五節 02 結末を予測する

今まで経験したことないことも

論理の力で予測できるので

そうしていると何がおこるかと

話し合えれば賢く生きられる(25)

(勇気づけの歌 アドラーギルド)

 

前回は論理的結末について述べたが、第二十五節には別の意味もあると思う。

パセージでいうと29—L,29-R 結末についての話し合いだ。

自然の結末について話し合いをしたほうがいい場合。

1.まだおこっていない結末を予測する

2.すでに起こった結末について整理する

「そうしているとどういうことが起こると思いますか?」

と問いかけて、「分からない」と言えば、「こういうことが起こると思いますよ」といって教えてあげることもできる。

選択は子供に任せる場合もあるし、選択できない可能性である場合もある。

そして、結末を体験したあとに、どういうことを学んだか?

を聞いてみる。正解であれば「いいことを学びましたね」と勇気づけることもできる。

「こういうこともあるんじゃないかな」と教えてあげることもできる。

しかし、これができるのは5歳から10歳までとされている。

5歳以下の子供は因果関係が理解できないし、10歳以上の子供は分かっているので反発されるだろう。