専門家のためのMB-EAT (Mindfulness Based Eating Awareness Training) を受けて来た。日本人初MB-EAT qualified facilitatorへの道 ②到着から初日の講座
さて、ヘトヘトになって、15:00くらいにKripalu Center of Yoga & Healthへ到着した。
我々は2人共同部屋で1人1泊120ドル(トイレ、バスは共用)。部屋にはエアコンも冷蔵庫もない。
そして何と9日以上の宿泊でないとリネン交換がないということだった。
タオルも6日で2枚まで!
宿坊のような感じがする。
しかし、食事はビュッフェ形式で3食付きだ。
缶詰研修でも食事の心配がないのでこれは嬉しい。
初日は19:30から開始だったので、まずは夕食から。
アメリカらしくビーガン用のビュッフェコーナーもある。
我々は普通のコーナーに行ったが、うん?ビーガン用と違うのは2品しかないぞ??
はっきりいってかなりのヘルシー食だ、アメリカの濃い味付けが感じられない。
かといって日本の出汁のようなうまみもない。
うーん、これはマインドフルにじっくり味わわないと。
その他にブッダバーという、インドの?米や味噌汁、豆腐、温野菜などのコーナー。
サンドイッチコーナー(ナンのような薄く焼いた生地に具を挟む)などがある。
栄養は考えてあるようだ。
ここはマインドフルネスの施設というわけではなく、ヨガプログラムを中心とした健康プログラムをいくつも行なっている。
今回のMB-EATも瞑想や健康な食生活プログラムということでここで行なわれている。
さて、K氏は時差で眠気が来ているようで、寝落ちしていた。
19:30にMB—EATの部屋へ、
参加者は約20人、何と我々2人以外全員女性!
年齢は若い人から孫がいるご年配の方まで様々だった。
Jean.Kさんに会って、歓迎の言葉を頂いた。
ちょっと安心。
講座が始まったがまずは自己紹介から、英語での自己紹介は緊張する。
しかし、さすがマインドフルネスの参加者達、受容の姿勢が出来ている。
暖かく受け入れて頂いた。
英語での講座が始まった。
予習して来たとはいえ、難しい。
Jean.Kさんの英語は分かりやすいが、それでも全ては分かるわけではない。
集中力を切らすとすぐ分からなくなる。
まあ、日本語の講座でも集中していないと聞き逃すけどね・・・
初日から、瞑想を含んだプログラムが開始した。
プログラム内容は訳してきただけあって何とかついて行ける。
このプログラムは午前(9:00-12:00)、午後(14:00-17:00)、夜(19:15-21:15)で、食事時間以外は講座という集中プログラムだ。
実際のMB-EATを施行する場合は2時間30分のセッションを1週間毎に12回(11回、12回はフォローアップ1ヶ月毎)行う。
今回はファシリテーター養成講座的なプログラムなので、その内容を全部忠実になぞるわけではない。
グループをどう支援するか、その方法を実習を交えて学んで行く。
初日はレーズンエクササイズ(参照)を行い、シェアリング、質疑へと。
グループ療法ではこのシェアリングが一番大事で、それを誘導して行くのがファシリテーターの役目だ、これはパセージでも同じ。
MB-EATのレーズンエキササイズはMBSR(こちら)と違って4粒使って行う。
より、食に特化したプログラムなのだ(MBSRは慢性疼痛に)。
もう、何回もやったが毎回気づきがある。
英語でのディスカッションは半分くらい分からなかったが、何となく論点は分かる。
とにかく、初日はクタクタで、夜のセッションが終わったら、シャワーをして、早々に寝た。
次の日から1日中の講座が始まる。
ちなみにKripaluとは人の名前なんだそうだ、有名なヨガマスターらしい。
知らなかった、ヨガに詳しい人なら知ってるんだろうな〜