専門家のためのMB-EAT (Mindfulness Based Eating Awareness Training) を受けて来た。日本人初MB-EAT qualified facilitatorへの道 ①Kuliparu Center of Yoga & Healthまでの旅

 

しばらくブログを更新していなかったが、実はアメリに食行動に対するマインドフルネスプログラム  MB-EAT (Mindfulness Based Eating Awareness Training) の講習を受けていた。

MB-EATとはマインドフルネスストレス低減法から発展させた食行動改善のためのプログラムだ。

いわゆる食べ過ぎがやめられないとか、肥満、糖尿病他、あらゆる食事療法を行なっている患者が適応になる。

上記はそのMB-EATを6日間(初日と最終日は2時間半) 、Kripalu Center of Yoga & Health

というところで、缶詰で特訓する、修行みたいなプログラムだ。

寺のように肉体的な苦行をするわけではないが、全て英語で行われるので、私のように英語に堪能でない人間が参加するのにはかなり辛い。

それでもなぜ参加する事にしたかというと、MB-EATの開発者であるJean Kristeller博士が5月に九州大学に招待されて講演をしていただいた際に、直接お誘いいただいたことと、もう一人私と同レベルの英語力の心理士の方(仮称Kさん)が参加するということ、そしてJean Kristellerさんは日本に留学されていたこともあり(かなり昔の話だが)少しは日本語が分かる。それもあって参加に踏み切った。

さて、我々はあらかじめプログラムで使用する資料をもらっていた、でも50P以上もある・・・

参加までに日本語に訳しておこうと2週間はそれにかかりっきりになった。

それ以外にも添付資料があったが、メインの教材だけでいっぱいいっぱいだった。

出発は朝7:20ANA福岡空港発、朝早起きして空港に。

しかし、台風のために飛ぶかどうかも怪しかった、初日から雲行きがあやしい・・・

ANAのカウンターは前日からの欠航のためか混雑しまくりだった。

ギリギリに搭乗可能、飛行機に駆け込み、成田へ飛んだ。

成田ではかなりスムーズに乗り換え可能で国際線乗り継ぎはこんなに簡単なのって思ってしまった。

さて次はワシントンまで長時間のフライトだ、今回は福岡—成田、成田−ワシントン、ワシントンーアルバニーと3つ乗り継ぎの旅だ。

フライトの時間は約17時間!!

最初から焦りましたね〜とK氏と話しながら、無事ワシントンへ。

入国審査も緊張したが、何と今はAPC(詳しくはこちら)と言われる自動機械であらかじめ情報を入力すれば、ほぼ何も聞かれることなく入国できる。

数分で通過できた。何とも便利な世の中になったものだ。

飛行機の保安審査の方が数倍時間がかかるくらいだ。

拍子抜けして乗り換えへ、乗り換えはチケットに記載のあるゲートへ向かったが、K氏が便の表示がゲートにないと気づいた。

何と、乗り換えゲートが変更になっているではないか?

しかも何のアナウンスもない。

ここが日本と違うところだな〜K氏がいなければ乗り過ごすところであった。

ワシントンからアルバニーへは約2時間のフライト

何とかアルバニー空港へ、そこからはタクシーでKripalu Center of Yoga & Healthへ。予め、Jean.Kさんが調べてくれていて127ドルでいけるらしい。

タクシーは簡単に乗れて、約1時間で目的地へ、Kripaluのチェックインは何か分からないことを言われたが、表情と手振りでクリア、意思疎通には非言語的(non verval)のものが大変有用だ。

だから、カウンセリングも対面で行うことが重要なのだ。

それはさておき、ヘトヘトになりながらアメリカ、マサチューセッツ州Kripalu Center of Yoga & Healthへ着いた。これから1週間の修行の始まりだ。