日本マインドフルネス学会第6回大会に行ってきた
関西大学千里山キャンパスで開催された日本マインドフルネス学会第6回大会に参加してきた。
ポスター発表だったが、30弱のこ演題のじんまりとしたものだったが、それだけにオープンで、いつでも誰でも見られるものだった。
発表は50分間ポスターの脇に立って見にきてくれた人に説明・質問に答えるディスカッション形式。
ショートプレゼンテーションに慣れていたのでこの形式は久しぶり。
(うれしい)予想外にかなりの人が質問にきてくれて、50分という時間はあっという間に過ぎた。倍くらいあってもいいくらいだった。
演題名は新しい肥満治療戦略、マインドフルネス食観トレーニング
(会員のみ投票権がある)一般投票での賞があり、優秀ポスター発表賞を頂いた。理事会が選出する賞もあるのだがそれより見にきてくれた人が良かったよと言ってくれる方が嬉しい。
マインドフルネス食観トレーニングが周知できれば嬉しい。
シンポジウムはかなり面白いものもあったし、難し過ぎて分からないものもあった。
マインドフルネスのことなら分かるが、マインドフルネスと共通するかもという学問の話は素人には難しい。
この場でアドラー心理学の専門的な話をするようなものだろう、30-50分でアドラー心理学の基本前提、共同体感覚を話すようなものだ。しかもアドラーやドライカースの文献を入れて解説したり。多分アドレリアンでなければ寝る(笑)。
まあ、何度も学会をやっているとネタが尽きるのかもしれない。ましてマインドフルネス学会は年2回もある。
印象に残ったのは、人類の未来に貢献するという言葉だ。
これがマインドフルネスの目標(と思っている)だが、こういうことを(宗教学会以外で)本気で当たり前のように使う学会はマインドフルネス学会かアドラー心理学会くらいだろう。
会員はまだ500人くらいらしい。
マインドフルネスのブームと比べるとかなり少ない気がする。
ネットでマインドフルネスと検索したら山のように出てくるが、そういう講座をされている方々のほとんどは入られていないのではないだろうか?
独自にやるより日本マインドフルネス学会が日本のマインドフルネスの総本山となり、みんなで協力してマインドフルネスを伝えていきたいと思う。
ワクワクしながら手応えも十分感じられた学会であった。「なんかいける気がする」
そのため自分の足で会員を勧誘して盛り立てていこうと決心した。