ティク・ナット・ハン 味わう生き方 紹介

Jean  Kristellerさんが紹介してくださったらしい(忘れていた)本。

一緒にアメリカに行った心理士のK先生から教えていただき読んでみた。

絶版になっているため?中古しか買えなかったが、それで十分だ。

読んだ内容は:

マインドフルに味わって食べることの重要性、そうして暮らしていくとどのように生活が変化するか。

世界への影響など、私は読むたびに腑に落ちることばかりで、最初はマーカーで線を引いていたが、全部が全部心に響き、本がマーカー色になってしまいそうだったのですぐやめた。

ただし、これはかなりマインドフルネスを実践体験している人でなければわからないし納得出来ないと思う。

そういう意味では(残念ながら)ベストセラーになる本ではない。

読む人を選ぶコアな本だ。

それともうひとつ、これは実践書ではない。

ある程度、マインドフルに食べる方法は書いてあるが、実際に実践する時にはMB-EATプログラムがやはり一番だと思う。

読んでみて、本当にそうか?と思う人でも、ずっとマインドフルネス瞑想を続けていれば、いつかはこの本に書かれていることが腑に落ちることと思う。

私も2年前に読んでいたら、何行ってるの?って感じだっただろう。

今この本に出会えたことに感謝する。

一番心に残った一節を紹介する。

PP67-68の一節

本書が紹介するマインドフルネスは、単に自分にとって効果があるだけでなく、地球にとっても望ましいライフスタイルへと導いてくれます。自分と他者のウエルビーイングは密接に依存しあっており、また、私たちの健康は地球の健康に依存し、地球の健康も私たちの健康に依存しています。ですから、私たちは自分、家庭、この地球という惑星をマインドフルにケアすることによって、自分たちの世代やこの後に続く世代に貢献できるのです。