過補償が過ぎるぞ!クロビカリ!
漫画ワンパンマン120話
https://tonarinoyj.jp/episode/13932016480028985264
話を知らない人はこちらをご覧くださいhttps://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AF%E3%83%B3%E3%83%91%E3%83%B3%E3%83%9E%E3%83%B3
ヒーロー協会のS級ヒーローの一人 ヒーロー名超合金クロビカリ
と怪人デストロクロリディウムの一場面。
体内に寄生して相手を操るという怪人だが、不意打ちにも関わらず
となって、両手で蚊のように潰されてしまった。
「パン!」🙏
超人クロビカリとはコンプレックスだった虚弱な肉体を努力のみで人類最高峰レベルに仕上げ、その後も鍛え続けているという凄まじい男である。
これはアドラー心理学でいう器官劣等性の過補償と思われる。
人は自分の体で弱い・劣っている(と思っている)部分を補償するために鍛えて、普通以上に強くする場合がある。
サーカスの団員などはもともと体に一部が欠損していたり、虚弱・病弱であったものが多いという(アドラーの時代と国なので真偽は分からないが)。
喘息を克服するために水泳をやっていたら、ものすごい選手になったという話もある。
実際私の周りにも小児喘息で水泳始めた人がいて、その身体能力には驚くものがあった。少なくとも私の心肺能力はるかに及ばなくなっていた。
またいじめられっ子が強くなりたいからと体を鍛えて格闘家やアスリートになる場合だってある。
それらも過補償だ。
もうひとつ私が好きな点は、クロビカリが「鍛えた生身に敵うわけない」と本気で信じていることだ。
クロビカリが強いのもこの自信が半分以上寄与していると思う。
今回学んだものは
1.どんなに弱い(と自分が思っている)ものでも努力すれば最強になれる
2.心から信じていれば、それは事実になる。