僕らは仮想の世界に生きている02

 

前回、仮想現実は自分で作れるといったが、今まで築かれてきた世界を変えるのは簡単なことではない。

価値観を変える、私的感覚を変えるということだからだ。

じゃあどうするんだよ?と言われると

とりたてて変える必要はない。

別の視点から見ればいい、もしくは他の価値観にも気づいて新たな価値観を受け入れればいい。

物事には必ず良い点と悪い点があるというのは以前にも述べたが。

例えば、悲観的の良い点は、最悪に対して万全の準備をする、慎重、想像力が豊か、危険察知能力が高い、情報収拾力が高いetc

そういう良い点に注目して伸ばしていけばいい。

悪いところを消すのではなく、良い点を伸ばす。

マインドフルネスでは瞑想によって一旦価値判断をストップさせる。そして冷静になって客観的に物事を別の角度から見ることによって判断できるようになる。価値観を変えてはいない。

アドラー心理学も私的感覚を変えることはしない。

カウンセリングでは私的感覚の良い点に注目して協力的に解決に導く。