僕らは仮想の世界に生きている その1

 

高橋一生のドラマに影響を受けたわけではないが (結構うけてる?笑))

人は自分の価値判断、例えば、人には親切にするべきだとか、頼まれた事は引き受けるべきだとか、人に嫌われる事は絶対避けるべきだとか、等々を持っている。

アドラー心理学では私的感覚というが、これを通して出来事を見ている。

だから、同じ出来事を体験しても、解釈の仕方は人それぞれ違うのだ。

例えば花火を見に行って綺麗だと思うとしょう。

Aさんは花火のカラフルな色に感動を覚えるかも知れないし、

Bさんは広がっていく過程が美しく感じるかも知れないし、

Cさんは数多くの花火のコンビネーションが綺麗だと思うかも知れないし、

Dさんはとにかく大きい花火に格好良さを覚えるかも知れない。

いや、それらは全部感じてるよ、みんなそうだろう?

といわれるかも知れないが、それでも、感じる程度の差があるので同じとは言えない。

つまり、自分の価値判断(好き嫌い)で世界を見ている。

自分で作った世界、仮想現実内で生きている。

ということは、自分次第でいくらでも世界は変わるということだ。

ストレスがあった時、どう反応するか、どう考えるかも自分で決められる。

映画マトリックス程ではないが、仮想現実なら自分を変えられる。

悲観的でネガティブな世界を作るか、楽観的でポジティブな世界を作るか、

どちらも、仮想現実なら楽しい世界の方がいいと思いませんか?