パセージサブリーダー研修04 第3章
いよいよ第3章で私がリーダーを行う章だ。
最初は緊張するが、前回メンバーを見ていて、このメンバーなら大丈夫だろうと信じていたので、極度の緊張はなかった。
私はリーダー養成で時間通りに終われたのは本番の一回だけだったので、時間通りに終われるかが心配な点だ。
今日は時間配分に気を配ろう
さて、ともあれ開始した。
第3章の開始の練習は幸いにもリーダー養成で練習させていただいていた。
前回は何を学ばれましたか?を聞いて事例を出していただく。
そして、ロールプレイ。
この章は失敗と不適切な行動の区別、誰の課題かを分ける練習をする。
そのために使えそうな事例に目星をつけておく(後で使えそうだなと)。
前回学んでもらって、結構いい結果が出ている。喜ばしいことだ。
しかし、初心者リーダーは成功例は代替案が出せないので焦る。
しかし、無理に代替する必要はないので。
どう感じましたか?
どう思いましたか?
どうしようと思いましたか?
を聞いて
「私には能力があると思えるでしょうか?」
「人々は仲間だと思えるでしょうか」
を確認して出来ていればそれでいい。
でなければ、子どもの良い側面、お母さんの良い側面を出して、学んでもらいたいことを確認し、どうすれば学んでもらえるか工夫する。いわゆるブレークスルークエスチョンだ。
今回は子育ての目標に向かってそうだったので、それで終了。
第3章に入る。
第3章は課題の分離
- さらに子どもの話を聴く
- 失敗した場合にも勇気づけよう
- 親の課題と子どもの課題
- 子どもの課題に口を出す弊害
- みたび勇気づけ
- では開いた質問と閉じた質問のワークをする。これは型の決まったページだ。
2人一組になって子どものことを開いた質問で行う。感想を聞いて
そして、閉じた質問を行う。感想で違いを述べてもらって、最後に一人の人に話してもらって、みんなで開いた質問をする。そして、次に子どもの考えを推量する。ワークで困っていることを挙げてもらい、その意味を推量して質問する。答えは「はい」か「いいえ」で答えるようにしてもらう。
- 失敗した場合にも勇気づけよう:ここは不適切な行動と失敗の区別をしてもらう。同じように陰性感情はわくのだが、子どもに親を困らせようとか注目してもらおうとかいう意図がない場合失敗という。失敗と不適切な行動の区別をしっかりしてもらうワークをして、失敗の事例を聞く。これも結構うまくいった事例が多かった。それで最後に出た事例をロールプレイした。成功事例だが、これも子育ての目標に合致するかどうか確認して合致していれば終わり。
- 子どもの課題と親の課題:ここでは課題を分ける練習をする。誰の課題かをしっかり分かるように勇気づける。行為の結末を考え、その結末は誰の身にどのように降りかかりますか?と尋ねて誰の課題かを言っていただく。それがこのページの学んでもらいたいことだ。
- そして子どもの課題に口を出すと子どもは「自分には能力がある」「人々は仲間だ」と感じるようになるでしょうか?を話し合ってもらう。
- みたび勇気づけ:子どもを理解しよう、冷静にはなし合おう、子ども自身に考えてもらおう、子どもを援助しよう。の4つについて話し合う。
時間は途中まで少しオーバー気味だったが最後はむしろ10-5分あまる感じだったので今日は何を学ばれましたか?を話し合ってちょうど終了!
ともあれ、何とか初リーダーを終了した。