3歳からのアドラー式子育て術「パセージ」:ついに出た!日本アドラー心理学会認定プログラムの子育て本!Amazonでも高評価
日本アドラー心理学会認定カウンセラー・家族コンサルタントのお二方が、パセージの本を出して下さった。
パセージ(Passage)とはParent Study System on Adlerian Group Experienceの略で、全8章、1章2時間30分、全20時間のコースである。
私は1年色々な心理学を学んできたが、こと子育て・教育に関してはアドラー心理学アドラー心理学に勝るものはないと思っている。
そのアドラー式子育ての真髄がパセージだ。
この本はパセージのことを非常に分かりやすく紹介している。
パセージのテキストももちろん良いが、テキストは実習するように作られている、あくまで実習に参加した時に真価を発揮するようになっている。
その点この本は初めて読んだ人にも理解しやすく、しかも漫画を挟んで解説してあって非常に読みやすい。
この本ではパセージ全8章に沿っているが、第1章:子育ての目標を1,2章に分けて、第3章課題の分離と第4章共同の課題を4章にまとめて記述してある。
この辺りが筆者の想いが感じられる。
1章子育ての目標はしっかり理解してほしいところであり、3章の課題の分離はそれだけ独立させると突き放し育児と誤解される危険がある、あくまで共同の課題とセットにしてこそ意味があると思う。
書店やAmazonで気軽に買えるパセージの本が出て嬉しい限りだ。
これを機会にパセージが世に広がることを期待している。
この本を読んでパセージを受けると「ああ!こういうことだったんだな!」と腑に落ちると思う。
<パセージテキスト→本書の対応章>
第1章:子育ての目標
→第1章:目標を持って子育てをしましょう第2章:「困った行動」にはワケがあります。
第2章:賞罰のない育児
→第3章:「ほめる」「しかる」は子どもをダメにします
第3章:課題の分離
第4章:共同の課題
→第4章:それ、本当に「子供のため」ですか?
第5章:目標の一致
→第5章:子どもの「困った」に親はどう協力するか
第6章:体験を通じて学ぶ
→第6章:「過干渉」の親になっていませんか?
第7章:新しい家族
→第7章:家族で話し合う時間をもちましょう・第8章:家族のきまりやルールを守れなかったら
第8章:積極的に援助する。
→パセージを受講してみませんか以下