そうだ！伊万里に行こう2. ホテルと夕食に満足した件ービジネスホテル新天・ごっつお屋　真心

ホテルのロビーはまあ普通のビジネスホテルだが、建物はマンションのそのものだ。

少し部屋で休んで、夕食の店を駅前まで歩いて探す、最初に入った店は居酒屋風で人気らしく19時前だというのに満席であった。

仕方なく少し歩いて、近くの店に、これがダメならほっともっとで弁当買って部屋で食べようと思っていたが、ここは空いていた。

さて、私は酒は飲まないので水を頂いたが、突き出しは無条件で出てくるのね。

これはこの店で人気の伊万里牛みそを豆腐にかけたものらしい。

おっ、これは結構うまい！

牛のそぼろの食感も風味も感じられるし、味噌の味とまた絶妙にあっている。

そしてそれがおぼろ豆腐の上にたっぷりかかってる。

豆腐との相性も最高だ。

そして後味でぴりっと辛味が舌に感じられる。これは山椒？唐辛子？

とにかく食べた最初には感じられなくて、後で隠し味のように効いている。

突き出しでこれなら料理も期待できる。

せっかく伊万里に来たので伊万里牛を食べようと思い、店のおすすめメニューで石焼きを選んだ。

ご飯ものは・・うん？この漢字ばかりで長い名前のおにぎりは？

川内野産黒米伊万里牛入りおにぎり？

うんこれにしよう、冒険者なので（笑）。

さて、メインの伊万里牛はこれは、語るまでもないでしょう。

お値段はそこそこするが、この肉でこの値段なら安いと思う。

脂が舌の上でとろけて、甘く、わさびの辛さでさらに引き立つ。

うーん、たまにはいい肉を食べないと。

さて、注目のおにぎりは。

おおー黒いガン○ム。

コメも黒いし、海苔も黒い、米に混ざっている伊万里牛のしぐれ煮も黒い、黒一色でコーディネートして来たか。

お味は、おお！美味い。

黒米はしっとりとしたものと細くしっかりした歯ごたえのもの2種類ブレンドしてある。

そして伊万里牛のしぐれ煮にゴボウが細かく刻んだものが握ってある。

もちもちした米が硬めのコメとブレンドされることでお互いくっつこことなく、口の中でぱらっとほぐれて、しぐれ煮とご飯の甘いシンフォニーが口の中で奏でられる。そして何と中にはゆでうずら卵、黄身は絶妙に半熟。中ほどまで食べて、味に慣れて来たら半熟たまごのまろやかさでまた味が引き立てられる。

これは、ひつまぶしと同じだな。

すごく工夫されている料理だなと感じた。

最初の店に断られてよかったかもしれない。

ともあれディナーに大満足してホテルに戻った。

日曜日は朝から24時間勤務だ、鋭気も養えたことだしゆっくり休もう。