マインドフルネスを日常に
マインドフルネス瞑想で難しいのは、考えがごちゃごちゃしていて集中できない時に行うことだ。
そういう時こそ行わなければいけないのだが、集中できないと分かっていて行うのは苦痛である。
やりたくないという気持ちが出てくる。
それは体験の回避であり、ウイリングネス(意思のダイヤル)を最大にあげてやらなければいけないのだが。
ただしそういう気持ちが出てくること自体は受け入れて認めなければいけない(アクセプタンス)。
ともあれ瞑想は最初はきちんと時間をとって毎日習慣化していかないと身につかない。
しかしある時、日常のいつでも自分の意思で瞑想できるようになる。
動いていてもじっとしていてもだ。
それがどれくらいかかるかは人それぞれだろうが私は1年くらいかかった。
歩く瞑想、見る瞑想、聞く瞑想、それらを全て合わせた五感の瞑想など。
いつでも出来るようになる。
実はマインドフルネスストレス低減法には日常生活でマインドフルネスを行うような宿題があるが、かなり構えて、よしこれからやろう!よいしょ!という感じでしか出来ない。
それが、慣れてくると〝今〟瞑想モードになろうと思うだけでできるようになる。
スイッチが軽くなる?簡単になる?という感覚かな。
真面目に瞑想していれば出来るようになるし、そうすればいちいちこの時間には瞑想するぞ!と決めなくても毎日瞑想できる。
あー今日は時間がなくて出来なかったということはなくなる。
生活していればいつでもどこでも瞑想できるのだから。