勇気づけの歌 第十五節 人にはテレパシーの力はない
人と協力しようとするならば
互いの考え知らなければならぬ
人にはテレパシーの力はない
黙っていてもなにも起こらない(15)
(勇気づけの歌 アドラーギルド)
協力しようとするならば、目標の一致をしなければならない。
目標の一致をするためには共同の課題を見つけなければならない。
共同の課題にするためには、誰の課題かを知っておかなければならない。
いわゆる課題の分離だ。
このようにすると、課題の分離の目的は協力であることが分かるであろう。
課題の分離だけが一人歩きしても全く意味はない。
そして、この過程は全て、話し合いが必要だ。
人にはテレパシーの力はないし、空気を読んで頼まれもしない事をやってあげるのは、勇気くじきになる。
協力とは程遠いのだ。