マインドフルネスストレス低減法(MBSR)8週間プログラム第1回
さて、やってきましたMBSRプログラム。
このプログラムはMBSR研究会(https://www.mbsr-study-group.com/)
で行っているもので、1回2時間30分が全8回、約6時間全日1回の構成になっている。
ん?8週間?
9週間じゃん!
そうなのです、全9回でそのうち1回はまる1日という9週間のコースなのです。
結構受講料高いかと思ったけど、全26時間となると時間当たり2692.3円、英会話教室より安い!ジムやヨガよりは高いけどね~
そう思うと結構お得なのではないだろうかと自分に言い聞かせて申し込んだ。
初日、みんな床にヨガマットやバスタオルを敷いてお座りになられている。
ファシリテータのお二方は前ですでに静坐瞑想。
おお、なんか緊張する。
最初に一人一人マイクで自己紹介をする。
色々な職業の方が来られている、医師は私の他に精神科、産婦人科のDrが来られている。
一人一人来た目的は違うが、目指すところはマインドフルネス瞑想を習得すること。
まず座り方の指導、私は体が硬いので座禅は無理だな〜あぐらも長時間は辛い。
無理しないことが前提らしいので、椅子に座ってやってもOKらしい。
初日のメインはボディスキャン。
これは足先から頭まで体のパーツを細々と分けて順番にその部分部分の感覚を意識するというものだ。
そこに呼吸の意識もプラスする。
全身行うと1回約40分になる。
ガイドに従って行うのだが、意識集中が難しい。
雑念が起こって来るので意識が逸れる。
瞑想とは程遠いな〜そもそも瞑想状態がどんなものか経験していないので分からないが・・
一通り終わるとグループでシェア、隣の人と90秒話し合い全体にシェアする。
色々な感じ方があるんだな〜
次はマインドフルイーティング。
レーズン1粒を触覚、視覚、嗅覚、聴覚、味覚と5感で感じて味わうというものだ。
触覚は手で持った感覚、転がしてみた感覚を感じる。
視覚は表面の細かいところまでよく観察する。
嗅覚は匂いをゆっくりと時間をかけて感じる。
聴覚?ん?音?
と思ったが、これはレーズンを擦ってみてその音を聴くというものだった。
味覚はもちろん味だが、舌のどの部分で味を感じるかを十分感じてみる。
しかしその前に唇でレーズンを挟んで触覚、舌の上に転がして触覚という過程が入る。
その後でひと噛みして、さらに味わう、そうしてもうひと噛み・・となかなか食べられない。
そうこうしているうちに味が口いっぱいに広がり、レーズン1粒を十分堪能できた。
過程をまとめると、
手で触覚→視覚→嗅覚→聴覚→唇で触覚→舌で触覚→噛まずに味覚→ひと噛み味覚→数回繰り返して飲み込む
ということになる。
1粒に5〜6分かかっただろうか?
もう一粒あったのでもう一回するのかと思いきや、「もう一粒は普通に食べていただいて結構です」とのこと。
その後全体シェア、唾液が出て来る、もっと噛みたい衝動があったなど感想が聞けた。
面白かったのは、味を感じる場所が人によって違うことだ。
私は舌先で感じていたが、隣の人は舌の後半部分だという。舌は先端が甘み、側面が塩辛い、その後ろが酸っぱい、奥で苦みを感じるというが、私は甘み、その人は酸っぱいという感覚が強かったのだろうか?
そして最後に本日の宿題説明。
9点パズルの図が配られ、それをして来るようにとのこと、これは解くのが目的ではなく、考えている時にどのような感覚かを感じ釣ることが目的らしい。
良かった解けなくても良いんだ、ほっ
それと毎日ボディスキャン40分(ガイドの音声が配信される)。
マインドフルイーティング(1週間に1食、最初の一口だけなど)。
毎日40分+マインドフルイーティングは結構ハードル高い。
しかし、やると決めたのだから少なくともこの講座中はどんなに無理しても時間を取ろう!
やってるうちに習慣化すると良いけどね〜どうなることやら。