マインドフルネスストレス低減法(mindfullness-based stress reduction:MBSR)

マインドフルネスストレス低減法(MBSR)は、米国のジョン・カバットジン博士(Jon Kabatt-Zinn)が、ブッダの生きる苦悩を解放するための教えは万人のためのものであると考え、マインドフルネス瞑想やハタ・ヨーガなどの東洋思想や行法に心身医学を統合し作り上げた、宗教色のない(secular)教育的プログラムです。

体験を中心とした8週間のマインドフルネスの集中プログラムは、“注意集中力”を高め、本来ある潜在的な能力を活かして自分の人生を上手に管理する新しい力を開発するための体系的な方法です。1979年に医療領域で初めて実施されて以来、欧米・オセアニアを中心に教育、ビジネス、スポーツ、司法などの領域にも適用を広げています。

(MBSR研究会HPより引用)

 

しかし、仏教の技法を欧米の研究者が注目して日本やアジアに逆輸入してくるとはね~

最近の日本人の多くは極度に宗教を嫌うから、日本人が広めようとしてもこれほど広まらなかったのではないだろうか。

わざわざ宗教色を抜き、欧米人が開発したということでこれほど注目されたのだろう、日本人(の多く)は欧米やグローバルという言葉に弱いからね。

欧米人に瞑想の良さを宣伝されるなんてちょっと釈然としないが、宗教色を抜く+グローバルということでこれだけ日本に広まったのだから日本人に対する宣伝の戦略としては最高ではないかと思う。

と、偉そうにごちゃごちゃ言ってる私もその多くの日本人の一人だったのだから、その恩恵を最大限に生かさねば。

ただ、私が思うに瞑想は日本人にとってはなじみやすいものではなかろうか、なんだかんだ言っても日本は(メイン)仏教国なのだから座禅?瞑想?ナニソレ?とはならないだろう。日本人の共通感覚(常識)も仏教の影響を受けているものも多いしね。

国の歴史、雰囲気が瞑想法に向いているのではないかと考えている。

ということで、マインドフルネス瞑想は日本人がやればより効果があると信じて学んでみたいと思う。

さてさて、それではどの講座を受けたらよいのか?8週間もマサチューセッツ大学まで行けないな~

どこか日本でやってないかな~

と探してみて

ありました!

ファシリテーターが米国マサチューセッツ大学医学部マインドフルネスセンター主催指導者養成コース修了されたお二人で、マサチューセッツ大学のプログラムに準じるものをしてくれる講座が!

せっかく学ぶのであればオリジナルを学ばなけりゃね~

ということで受講してきます。

次回からレポートします、初めての経験を出来るだけ多くの人に伝えたいと思いますので、医者っぽくない!とか、もっと専門用語を使え!などの意見は聞き入れません(わざわざメールでそんなことを言ってくる人はいないと思いますが・・)。