日本アドラー心理学会後援 アドラー心理学の秘訣 @名古屋 ― カウンセリング ―

名古屋で行われたカウンセリングの実習講座に参加してきた。

コロナ対策でいつもの半分くらいの人数で行われた。

それで集まった方々はカウンセラーやカウンセラー養成講座を受けられた方々。

朝から早速実習を行われて、全部で7ケースのカウンセリング実習が見られた。残念ながら私は人数オーバーで実習はできなかったが、人のカウンセリングを見るのも非常に勉強になる。

この講座は1日結構なお値段がする(12,000円)ので元をとらなければという気持ちもあって全集中、カウンセラーの呼吸(分かるかな?笑)で見ている。

7ケース終わる頃には自分がカウンセリングやっていないにもかかわらず、かなり疲労する。

いろいろなケースが出ていて、家庭、教育、職場の事例もあった。

カウンセリングは場数なので、いろいろなパターンを経験することが重要だと思う。今回の7ケースもしっかり自分の血肉にしていきたい。

また、カウンセラーさんによってカウンセリングの特徴があって自分のストレンクスを生かされている。そういうカウンセラーさん毎のいろいろな進め方や雰囲気のパターンを見させていただくのも大変勉強になる。

しかし、数年前は同じ講座でも途中で終わったりとか、ほとんど最初で終わりとか、筋道が全く見えなくて終わりの実習もあったと思うが、最近のはしっかりとしたカウンセリングの形になっていると思う。少なくとも解決の筋道は建っている。全体的にレベルの底上げが出来ているのではないかと思える。

私自身も多分レベル上がっているのだろうなと思う、少なくとも事例で何が起こっているのかはほとんど全て分かるようになったし、(自分で考えた代替案が)指導者と同じ代替案になることも多くなってきた。

(カウンセラー候補生や新米カウンセラーにとっては)非常にレベルの高いカウンセリングが見られて、1日濃厚な時間を過ごせたと思う。元は取れた(笑)。

今回学んだこと(再確認も)

アドラー心理学でお手伝いできることかどうか考えて、最初にクライアントとしっかり目標の一致をして進めていく。

・何が起こっているのか(注目関心、課題の分離、権力争いetc)をしっかり見極めて解決の方法を考える。

・エピソードでどのライフタスクを取るか決める時に、その反対である仮想的目標を考えておくとどこを取るのか分かりやすい。

・クライエントと相手役が幸せになるような解決を考える。

・代替案はスモールステップで、一気に解決しようとしない。

昼は福岡から来られてた方と一緒に矢場とんのランチ! 最後まで名古屋飯三昧の2日間!