パセージリーダーへの道03N島先生講座@福岡 第二弾に参加して来た。01

午前の部:10:00-12:00

午後の部:13:00-15:00

の二部構成で日本アドラー心理学会認定心理療法士のN島先生のワークに参加して来た。

午前中の内容はパセージにもある「話を聴く」

最初は<泣いた赤鬼> の一節を読んで、読み手と聞き手に分かれて聞き手は

  1. 相づちを適度なところで打つ。
  2. 合わないところ、早すぎる、遅すぎるタイミングをずらして打つ
  3. 相手の気持ちを推量する(悲しかったね、寂しかったねとか)。

のワーク。感想は1は非常に話しやすい。2は聞いていない感じがする。3は外れていたらそんなこと思っていないと感じる、相手の意見を聞いているような気がする。であった。

話を聴くはパセージにもあり、相手の話を遮らず最後まで聴こうというもので、沈黙があっても20秒待つ(結構長い)

意見を言うときは「私の意見を言ってもいいですか」と言って了承を得られたら言う。ということなどが載っている。

あくまで聴き手は聴き手モードで聞いて、話してモードで聞いてはいけない。話してモードとは、「私はこう思う」とか自分の意見を途中で言うことはもちろんそのオーラを出してもいけない。聴き手はちゃんと感じている。

今度は二人のうち一人がある「もの」を見て、もう一人は見ずに

閉じた質問でペアの人が見た「もの」を当てる

と言うもの。閉じた質問なので「はい」か「いいえ」で答えられるもの、結構当たらない。

結局「もの」は鍵だったのだが、次に鍵5つの中から、

開いた質問でその鍵は「どれか」を当てる。これは意外と当たりやすい。

 

最後に4人一組で1言の感想を聞いていって、相手の気持ちを閉じた質問で推量する。これは3人いれば1人は当たるが、見当違いの推量をしていることもある。

今回学んだことは

・閉じた質問で、相手のことを聴くのは難しい。また話を止めてしまうこともある。

・閉じた質問は推量するのに使う=自分の意見を伝える時。しかし人の考えは自分の私的感覚とは違うので、見当外れのことも多い

・開いた質問は情報量が多くて話を聴くには非常に有用だ。

話を聴く:開いた質問(が向いている。全てではない)

自分の考え、推量を伝える:閉じた質問(が向いている、全てではない)