プロカウンセラーの聞く技術

 

この本は私の中ではかなり高評価だ。

著者はロジャース派のカウンセリングを勉強した人らしいが、

結構共感できる事が書いてある。

特にパセージに書いてあることがよく出てくる。

アドラー心理学の理論はパセージプラスから紹介されて、

パセージはその前の構えを勉強するが、

その構えの部分が共通なのだ。

例えば相手の話を聴く、相手の興味に興味を持つ、自分が話さない等。

そういうことがパセージより更に深く書かれている。

(アドラーの)カウンセリングにも応用できる部分が結構あると感じている。

アドラー心理学を勉強している方も是非オススメします。

パセージの知識が更に深くなると思う。

基本前提と共同体感覚を常に意識して読めば他派の本もすごく参考になることが多い。

アドラー派の本でなくても、食わず嫌いをせずに読んで見ては如何でしょう?