勇気づけの歌 第二十四節 結末を体験する
この世を動かす3つの法則は
自然と社会と論理の法則と
このうち自然と社会の法則は
行為の結果で学びとってゆく(24)
(勇気づけの歌 アドラーギルド)
結末を体験してもらうとは、
1.自然の結末
2.社会的結末
3.論理的結末
に従って起こる。
1.自然の結末は例えば、雨が降っているのに傘を忘れると濡れる。もしかして風邪をひくかもしれない。
2.社会的結末とは例えば万引きすると警察に捕まる。相手に怪我をさせると警察に・・・など、法律など社会のルールにそって結末が起こるというものだ。
3.論理的結末は次章で。
この時、親が頼まれないのに傘を持って行ったりすると、
子供は何を学びますか?
「忘れ物をしても親が届けてくれる」
常に子供は何を学ぶかを意識して行動したい。
もちろんこれにも訓練がいる。
- を見逃すのはとんでもないことだと思われそうだが、これは子供が悪いことだと知らない時には教えてあげなければいけない。それは親の務めだと思う。
でもそこまでだ。
知っててやるのは、注目関心か権力争いか復讐など目的があるのだ。
その行為だけを止めても根本的な解決にはならない。
そのときは子供の味方になることからやり直そう。