勇気づけの歌 第十二節 人の行為は全て善意から

人は善意で行動するのだが

私の気には入らないこともある

それでも善意であるには違いなく

それがわかれば感謝もできるだろう(12)

 

アドラー心理学では人の行為は全て善意から起こる。

少なくともその人の私的感覚から言えばなのだ。

ただし、私には私の私的感覚があり、それに合わないこともあるだろう。

その時は気に入らないと感じることになる。

しかし、それはあくまで私的感覚の違いでどちらが善でどちらが悪と言うことはない。

それを理解すれば(気づけば)感謝とまではいかないまでも、腹が立つことはなくなるであろう。

陰性感情を落ち着ける一つの方法だ。