アドラー心理学に問題あり?

しばらく、忙しいのと体調不良でブログを更新出来なかった。

さて、本日はショッキングな題名で始まったが、アドラー心理学に問題があるのではない。

アドラー心理学を学ぶのに問題あり。という事だ。

どういう事かというと、アドラー心理学初級のパセージは子育てしている人(母親)を対象としている。

また中級のパセージプラスも同様だ。

パセージのチラシも母親向けに作られていて、男性が行くにはちょっと勇気がいるし、最初から対象じゃないと諦めてしまう人も多いのではないだろうか(対象でないとは書いてないが)。

私はパセージリーダーと知り合ってその人に問い合わせて参加させて貰った。男性率が多くなると、講座が難しくなるからだ。

それは納得出来る、もし私がリーダーで、メンバー半分男性なら上手くやれる気がしない。

パセージは子育てをベースに作られているからだ。

だから、メンバーはほぼ子育てに悩んでいる母親なのだ。

最近イクメンと言われる人が多くなって来ているが、本気で悩んでパセージを受けたいという男性がどれほどいるだろうか?

アドラー心理学の普及には男性にも学びの門戸を広げる必要があると思われる。

ただ男性は職場の人間関係に悩んでとか、夫婦関係に悩んでとかいう。最初には難しいテーマで来る事が多いと思われる。

そういった難しい問題を初学者へ上手く伝えるプログラムが必要だ。

最初は難しいかも知れないが、一旦ハマると男性の方が学習を継続出来ると思う(レポート)。

一番良いのは、妻はパセージ、夫は男性用プログラムでアドラー心理学を学べば協力的な家族が出来て、次世代にも伝わるであろう。

アドラー心理学が日本に紹介されて40年以上、そういう事を真剣に考える時期に来ていると思う。