博多グルメレポート 博多ごまさば屋編

土曜日、外勤で朝から晩までの1日勤務が終わり、ほっと一息ついた時、無性にごまさばが食べたくなった。 ごまさばとは、博多では当たり前の料理であるが、他の地域の方は知らない方も多いと思うのでご紹介しておく。 胡麻鯖(ごまさば)は、福岡県博多地方の郷土料理の一つ。 サバの(通常よりやや薄く切った)刺身を醤油、炒りゴマ、味醂を加えて和えたもの。おろしショウガ、ワサビ、もみ海苔等の薬味が追加される場合もある。そのまま食べる他にも、飯に乗せて湯等をかけ茶漬け風にして食べる場合もある。Wikipedia 他の地域では鯖の生食はしないが、福岡では普通にする。その訳は寄生虫の違いなのだそう。<参考> 私のように他の地域から来たものは鯖を生で食べるのは怖い感じがするが、ここではそんな心配はないようだ。 そして私もここ博多へ来てごまさばのフアンになった。 本日はごまさばが定食で食べられる店「博多ごまさば屋」のレポートだ。

店は地下鉄赤坂駅5番出口から出て徒歩数分のところにある。 店は居酒屋という感じの店で、お酒を飲んでいる人も多かった。私は井之頭五郎と同じく下戸(一杯ぐらいは飲めるが)なので、セルフの水で定食を堪能した。メニューは全てにごまさばが付いている定食で、海鮮丼以外には単独でごまさばの鉢が付いている。

さて私が本日頼んだのはごまさばとマグロカツ定食。アジフライと迷ったが、マグロカツは食べた事がないのでそちらにした。 店には親切にごまさばの食べ方が書いてある。

ふむふむ、1.2.は分かる。しかし3.は初めてだ、セルフで出汁をかけて食べられるらしい。 1000円と定食にしてはいいお値段だが、結構なボリュームだ。マグロも結構多い。これなら結構お得だと思う。

さて、ごまさば第一の食べ方、うーん!やっぱりごまさば刺身として食べるのはうまい!!さばのコリコリ食感と醤油・みりん・ごまのタレが絶妙!刺身の中では一番好きではないだろうか。 そして、第二の食べ方、ごまさば丼。サイコー!!白ご飯に最高にマッチしている〜。タレとご飯の相性もバッチリだ!少食な私でもこれだけでご飯2杯いけそうだ。井之頭五郎なら「すいません、ご飯お代わりお願いします」といっているところだろう。 次にマグロカツに移る。おーっ!揚げたてホクホクのマグロ、柔らかい食感、つけダレはマヨネーズ、一味、そして醤油。ツナにはやっぱりマヨネーズだよね!少食な私でも・・・(以下略)。 ごまさば、マグロ、ごまさば、マグロと食べていよいよ最後の〆の出汁茶漬けだ。これも初めての食べ方。いい具合にご飯を残してごまさばとわさびを乗っける。そしてセルフの出汁コーナーへ。熱々の出汁をかけると、さばがほんのり白く色づいて半生の状態になる。うーん美味しそうだ。

お味は、これはまた違った味わいになる。ひつまぶしはうなぎタレの強烈な味が出汁と絡まって濃厚な茶漬けになるが、これは醤油ベースの出汁なのであっさりとする。まさに〆に最適だ、書いてあるようにさらっとイケる。

写真はセルフで食べ放題の鯵の南蛮漬け。

これで税込1000円だ、大満足して帰路に着いた。 店の情報を載せておく。 https://tabelog.com/fukuoka/A4001/A400104/40034751/