必見?新型コロナウイルス(COVID-19)騒動について思うこと

世界的に新型コロナウイルスが大きな関心になっている。

今までなかった感染症が出現した時、大きく分けて2つの問題があると思う。

一つは人々にウイルスの抗体がないため、感染が広がる範囲、スピードが速い。

もう一つは初めて経験する病気でどうなるか分からないため極度の不安が広がる(パニック)。

一つ目は医学的な問題で、これは医学的に対抗するしか方法はない。これには感染症学の専門家の皆様が日夜奮闘下さっている。ありがたい事だ。ちなみに発症率や重症化率、死亡率は終わって見なければ分からない。極端な話、最初死亡者が見つかり新しいウイルスによる死亡と判明したらその時点での死亡率は100パーセント。無症状の人も全て検査して死亡者数/感染者数を計算すれば検査時の死亡率が分かる。症状の出た人、その人と接触した人だけ検査しても真の死亡率は分からない。少し脱線したが、数字は設定によっていくらでも変化すると言うこと。

もう一つの問題は心理学的な問題で本来ならこれは心理学で対応すべき問題だと思う。それを医学、科学的(数字やデータ的な科学、厳密には心理学も医学、科学なので)に対応しようとして正しい・間違っていると議論しても問題は解決しないどころかますます混乱していく一方だ。

こういう時こそ、完璧な平静さを保ち、研ぎ澄まされた注意深い(マインドフルな)心で、完全に客観的な目を持って、あるがままの姿を見なければならない。

過度に恐れることなく、また侮ることなく、物事を正確に捉えられれば自ずとどうすれば良いか分かり、不安に怯える事はないだろう。