公開カウンセリングin福岡
N氏の公開カウンセリングに参加してきた(午前中だけ)。
カウンセラー養成講座を受けてからクライエントを見て、自分ならどのようにカウンセリングするかを考えながら見ることができるようになった。
子供の注目関心(+課題の分離)の問題であった。
それは分かるのだがどのように質問してEducativeにクライエントを導くかが難しい。
私はInstructiveに教えるのは得意だが、相手の反応を予測して質問し、誘導する方法が苦手だ。
今回の事例は子供が注目関心を引いているので、適切な面に注目するというものであったが、その中で自分の意見を言うときに、にこにこしながら言って、理由を言わないと言うものがあった。
理由を言うとそれが注目になったり、権力争いになったりすると。
なるほど、そうかも知れない。
また理由を言うと言うことはその理由が解決されれば考えを変えてくれるんだ!と相手に思わせてしまうかも知れない。
テキストや勇気づけの歌に書いてある解決法をクライエントに気づいてもらうように誘導する。それがカウンセリングだ。
大体が子供の注目関心は親の愛情を確かめているので、愛していることを伝えてあげれば良い。
しかし公開カウンセリングの良さが分かるのは、やはりカウンセラーの勉強をしてからだ。
それ以前はすごさがわからなかった。