アドラー心理学カウンセラー養成講座04ー観る

昨日までは構えや日常実践のことについて書いたが、本日からは少し技術について書こうと思う。 カウンセリンングの基本はクライエントを観ること、エピソードを聴きながらクライエントにとってどの部分が一番(無意識的に)困る部分なのかは良く観れば分かる。 このことは今回の養成講座で身につけられたと思う。クライエントの無意識の反応で〝ここ〟という部分が分かる。 エピソード分析ではそこを対処行動に取れば良い。 もちろん激昂しているような時も大きな反応は出るが、それとは違う反応が見られる。 クライエントの反応はそれだけではなくて、思い出したり、感情的に話したり、考えていたりと色々観て取れる。 仮想的目標もそうで、感情が+5になるような仮想的目標が出た時の反応はそうでないときと比べて明らかに違う。 無意識が出た時の反応を読み取る。 それが第一歩だ。 反応を引き出すのはうまく出来なかったが、出た時の反応は読み取れるようになったと思う。