第6回日本アドラー心理学会 九州沖縄地方会 in 福岡に参加してきた!

福岡で開催された第6回日本アドラー心理学会 九州沖縄地方会に参加してきた。

プログラムは以下の通り

前夜祭と称して中島先生のアドラー講座、基本前提から共同体感覚まで丁寧にお話しくださった。残念ながら前夜祭ならではここでしか聞けない(過激な?)お話しは聞けなかった。前夜祭の後は懇親会、20名もの人が参加されて楽しい会になった。福岡に来て3年最初はよその人だったのが、ようやく福岡の人になれた気がする。といっても、もう関西に戻るのであるが。

第一日目午前中は再度中島先生のアドラーミニ講座:前夜と同じような進め方であるが、なんとなく前夜よりは分かりやすかったような?気のせいか。午前の11時からはシンポジウムで実践者たちのお話が聞けた。実際の話を聞いて学べるのはこの学会の特徴だと思う。内容の詳細は伏せるが、子供は何を学ぶかを実践されて成功された例だ、実践するのには勇気がいったと思う。知識よりこういう話が貴重なのであって、これが「あまり」とか、「役に立たない」とか「ふーん、それで」という反応であればまだまだアドラー心理学が分かっていない(かつての私がそうであったように)。

午後はエピソードをみんなで分析(自分の仮想的目標、相手の仮想的目標)して代替案を出すワーク、時間配分も含めて非常にうまくプログラミングされていると思った。午後は会員のみの参加とあって流石レベルの高いアドラー心理学の実習ができたと思う。

その後さらに懇親会Part2、今回は遠方の方もおられたので人数は半分の9名。しかし中島先生も残ってくださって有意義な時間となった。アドラー心理学はやればやるほど深さがわかる(自分の浅さも自覚する)ので飽きない。アドラー心理学を始めて、いつの間にか5年が経過した。そろそろ初心者という自己欺瞞が使えなくなってきた。