嫌いな人と協力するには

どうしても そりが合わない人、嫌いな人はだれでもいると思う(多分)。

私はアドラー心理学を学んでから、行為と人格を区別するようにしているので、この人が嫌いとかは思わなくなった。

一般的には嫌いな人とは自分の嫌だと思う行為をよく使う人だろう。

では、そういう人と付きあうにはどうすればいいか。

l. 付きあうのをあきらめる

2. 必要最小限にしてほしいことしてほしくないことを主張的に伝える

3. 私は(あなたの)その行為が嫌なんですと感情を交えず、冷静に伝える

くらいだろうか?

3が出来れば、ほぼ付きあえる。

2. も仕事上でつきあいがどうしても必要な人(それ以外はつきあわない)には有効

私もプライベートではつきあいたくないが、仕事上つきあわなければならない人がいた。

そういう人も仕事のタスクでは協力出来るし、相手の能力に助けられ、クオリティーが何倍にも上がったことが多々あった。

そこで協力するために必要なことは

・課題の分離

・目標の一致

・共同の課題

である。自分の課題と相手の課題をしっかり分けて、 不必要に相手の課題を片がわりしない。

そして目標が一致しているか確認する。一致出来ていれば協力出来る。

協力出来れば何を共同の課題に出来るか話し合う、まあ仕事なら分担を決めるということであろうか?

そして最後が大事なのだが、 分担したら相手を信頼して任せる! 決して途中で手を出したり、文句を言ってはいけない、意見は話し合いの場で言うようにしよう。この時も決して感情を交えないように冷静に。 目標が一致している限り、相手も協力してくれるだろうし、一人でやるより質が高くなることが多いだろう

だからといって、その人とプライベートで付きあえるようにはならないが仕事関係であればこれで十分。

こう やって書いてみるとアドラー心理学が(パセージレベルでも) ビジネスで有用なんだなと思う。アドラーをビジネス分野で使っている人もいるが、なるほどと思う。しかし、これは応用 なので基礎がしっかり出来ていればの話であるが。