パセージ第7章 新しい家族 2

さて、今回は家族会議で決めるルールについて。 ルールを決める。

1.全員が制定に参加する 2.内容が合理的である:論理的に合理的であること、それはお母さんが嫌だからとかそういう理由は論理的繋がりがないし納得しないと思う。 3.平等に適応される:決めたら親も平等に守るんですよ、親だけ特権は認められない。 4.条文が少ない:複雑なものは守られにくい。 5.期限付き:そのルールが必要と皆んなが思えば延長されるでしょう、逆にもうやめようというルールはルールが悪いのだ。

家族会議でルールを決めるが、守られるとは限らない。そして破られた時にどうするかも話し合って決めておいた方が良い。 ペナルティを決めておかなければ社会的結末を体験することができないし、ルールというのは破ってもいいんだと学んでしまう。 ただし罰にならないようにしなければならない。 そのためには

1.行為と結末の間に合理的なつながりがある 2.話し合って全員が納得している 3.感情的にならない

ということを守る必要がある。 ここで、破ったら必ずペナルティを実行しなければならない。 一回だけ見逃すというのは絶対ダメである。 そうすれば子供は何を学びますか? やさしくきっぱりと、そういう子育てがアドラー心理学の子育てなのだ。