肉と葡萄酒 跳牛で昼からステーキ

六本松にある肉屋さん「肉と葡萄酒 跳牛」

https://tabelog.com/fukuoka/A4001/A400105/40029917/

に行ってきた。

昼何が食べたいかな〜と体で感じてみて、

肉!と体が教えてくれた。

さて、六本松で仕事、しかも昼休みは1時間半もある。

これは少々遠くても大丈夫だぞと探してみると、こだわりのあるような店が検索でひっかった。

職場から歩いて7分くらい、意外と近い。

さあ、メニューをみると、枯らし熟成佐賀牛ステーキというのがあり、ふと黒板に目をやると、カウンターのお兄さん(おじさんだが私からすればお兄さん)と目があった。

「ステーキですか、肉を見てもらって選んでいただいております」

ほう、肉を見るとは!

横には肉が釣ってある、その下にトレイに乗った肉の塊達が!

とりあえず持ってきていただいた。

透明なシートに包まれ肉が並んでいる。

全部が全く違う色でどれがいいのか分からない。

お兄さんに聞いて見ると肉質が一番いいのは「シンシン」というものらしい。

いがいと霜降り多そうだが、、

値段は3780円(確か?)と結構高価。

本格的熟成肉ならこれくらいはするかもね、でもランチで食べるものではなかったかもとか色々な考えが頭によぎる。

さて、水を持ってきてくれたが「こ、これはうまい水」だ。

どこの水か分からないが、水を美味しいと思ったのは久しぶり。

臭みもなく透き通った味、飲んだ後に口の中に清涼感が漂う。

水からこだわっているのか。

お次はサラダ、

うーんこれは普通。

つけわせのフライドポテト、このポテトも45日くらい熟成してあるらしい。

しかし、この量って多くない?

食べてみると、

あ、あまい、ポテトってこんなに柔らかくて甘いのか?

ホクホクではなく、ねっとりでもなく、こしていないのに舌触りはスイートポテトのような滑らかさ、甘さは人工物を加えていない自然の甘さ。上品な味わいだ。

お次はメインのステーキ

焼くと意外と赤みがあるんだなと分かる。焼き加減もレアとミディアムの中間ぐらい、

お味は「うん!うまい」

柔らかくて、熟成肉特有のあじわい深さ、雑味のないというか、うまさが均一に広がっているというか。

旨味がじゅわーっと広がっていく。

付け合わせのピクルスがまた絶妙のつけ具合、ムラがない、ニンジンがこんなに美味しく感じたのは初めてだ。

そして、この酸味が肉と合う!

大変美味しくいただきました。

ポテトもなんと完食しました。

サラダ以外はこだわった味でした。

採点だが、個人的には肉はうまいが味がまとまりすぎてパンチがない。

ポテトも同様。がっつり食べたいときは物足りないかも

例えるならすごく滑らかな水羊羹のような均一さ、だがつぶあんの入った羊羹のようなパンチを肉には求めてしまう。

値段と総合して3点(5点満点中)。

しかし、他のものはお手頃価格のメニューもあるし、もう一度行ってみようかな。